医療分野におけるアロマ

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医療分野におけるアロマ

これまでのアロマセラピーというと、高いリラクゼーション効果によって体を癒す芳香療法が一般的とされてきましたが、近年では医療においてもアロマセラピーを取り入れる傾向があります。
美容と医療の2つの分野において、実際の施術方法に大きな違いはありませんが、医療分野では癒しを目的として行うほかに、患者の方の心身に対する治療の一環としてメディカルアロマセラピーが行われています。

主に心療内科や産婦人科、精神科などでメディカルアロマセラピーを行うことが多く、それぞれの病院が専門とする分野によって多少の違いはあるものの、患者の方が抱える症状や悩みを改善したり、ケアすることに役立てられています。

たとえば、鬱の症状を和らげるためや精神病に対する投薬に合わせてマッサージを行ったり、女性特有の不妊症に関する問題の解決にエッセンシャルオイルを有効活用するなど、精油が持つ本来の効果を最大限に引き出して使用しています。
このほか、重度の病気を患っている方の不安を取り除くために医療分野でアロマセラピーを行うこともあり、そういったケースでは癒しを目的として行われています。

日本では未だ美容面でのアロマセラピーという印象が強いですが、海外においてはアロマセラピーに用いる精油を医師の指示の基で服用する治療も行われていますので、精油を用いた治療法は科学的にも裏付けされた補助医療であるといえます。

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